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中華料理症候群

食べなくても生きてゆける、あるいは毒を飲んでも死なないカンペキなヨギになってしまえば食事の心配をしなくてすむけれど、そこにいたるまでは、やっぱり有害なものを避けて、オーガニックなものを食べて、身体と精神をすこやかに保つのがよいと、ヨガの本には、みなそう書いてあるし、私もそう思う。

中華料理症候群、というのがある。たしかに化学調味料や添加物がたくさんはいったものを食べてしまったあとは、あと味が悪く、舌にいつまでも不快な味が残るし、後頭部のあたりが、ジーンとして重ったるく感じる。以前、近所で食べたエビラーメンは、エビを食べた瞬間に、防虫剤のような味が口に広がって、舌がしびれる感じがした。中華料理屋さんにもいろいろあって、自然派もあるけれど、オタマで白い粉をドバーッとすくって、スープに入れているところもけっこうあるらしいので、中華料理症候群というネーミングは、なるほどと思う。

油を使う中華は、口あたりがよく、うちでも人気メニューなのでよく作る。肉、魚を少なく、野菜や豆製品をたっぷりとれるのもいい。化学調味料を入れなければ、けっこうヘルシーだと思っている。スーパーに行くと、マーボー春雨のもと、とか、カニ玉のもと、といったCookナントカのような商品が、ズラリとひとケースほども並んでいるので、びっくりしてしまう。いただいて使ったことがあるけれど、あれがおいしいという人がいるのが不思議だ。中華料理は、そういったものを使わなくても、じゅうぶんカンタンでおいしく作れるのにな、と思う。

大さじ1杯ほどの、長ねぎ、ニンニク、しょうが、のみじん切りミックス、が、うちの中華の3種の神器のひとつ。鍋に油をひいたあと、具を炒める前に、これらをザッと炒めると、それだけで、家に漂う香りはチャイニーズ。あっさり系の「イカとブロコッリー炒め」や「八宝菜」なら、このあと具を炒めたあとに、日本酒、塩、気分でしょうゆ少々。四川系の「チンジャオロース」や「マーボー豆腐、ナス、春雨」なら、これに、赤味噌や豆バンジャンをプラスする(小さい子供用なら赤味噌だけでいいくらい)これで、たいてい間に合ってしまう。

味にもう少しコクがほしいときに重宝するのが、ナンプラーと腐乳。油はやっぱりゴマ油。とくに腐乳は、ちょっとした炒めものに少量使うと、かなり味に深みがでる。ナンプラーも腐乳も、そのままニオイをかぐと、かなりくさいけれど、料理に使うととてもおいしくなる。料理本にはよく、材料のところに、「スープ○カップ」と書いてあるので、めんどくさそうでつい化学調味料入りのものに頼ってしまうのかもしれないけれど、「水」で大丈夫!肉や魚介類、干ししいたけなどからダシが出るので、家庭で食すにはじゅうぶんな味になる。カリスマ料理シュフを目指さしているのでなければ、鶏ガラでスープストックを作って冷凍庫に入れておく必要もない。

何千年の歴史をほこる中華料理のなかで、化学調味料が使われるようになったのは、ほんの近年。それ以前も、中華圏の人たちは、みんなズーッと中華を食べていたのだろうから、そんなもの必要ないのだ。(by Hakuru)
by kisan35 | 2004-11-11 14:17 | エコロジー食

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