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食を卒業した人びと

快適減食生活を送っているので、「人間はもしかしたら、もっと食べなくても平気かもしれない」などと考えるようになってきた。そんなおり、本屋で目にとまった2冊の本を、あまりのおもしろさに一気読みしてしまった。

★タイトル・・・「不食」、著者・・・山田鷹夫、出版社・・・三五館

サブタイトルに、「人は食べなくても生きられる」、とあるように、ほんとうに何も食べずに生活している著者の実践体験が、力強く語られている。ヨギの伝記などには、食べないで長生きしている人たちの話が書かれていたりするけれど、昔の話だったり、遠い国の話だったりするので、まったくピンとこなくて、「よくできた物語なのねー」で終わってしまっていたけれど、この本は表紙が元気そのものの著者の写真。1951年生まれで、新潟県に暮らしているという、現役バリバリの日本人なので、身近だ。読んでいるうちに、「私にもできそう!」な気がしてくる。

★タイトル・・・「リヴィング・オン・ライト」、著者・・・ジャスムヒーン、出版社・・・ナチュラルスピリット

サブタイトルは、「あなたもプラーナで生きられる」。表紙は、こちらも著者の写真。食べない生活を実践している美しいオーストラリアの女性だ。ニューエイジ用語満載なので、その方面に興味のない人にはちょっとつらいかもしれないけれど、食べないで生きられるメカニズムと、その具体的プロセス、について、とてもていねいに書かれている。このへんが、いかにもロジカルで西洋的。食べない生活をしているのは、著者だけではなくて、もうすでにかなりの人が実践しているのだそう。ヨガ仲間の中には、フルーツばっかり食べているフルータリアンなどがいるけれど、呼吸で暮らすブレサリアン、というジャンルがあることを初めて知った。

どちらの著者も、「思いこみをはずしてしまう」意識改革の延長で、食べない生活をしているらしいので、単にダイエットを目指して・・・という人には、不向きかも。世間や自分の思いこみや常識をはずしていくほうが、食欲と戦うよりもたいへんそうだ。餓死というのも、「食べないと死んでしまう」という根深い思いこみからの恐怖で、脳派が乱れるせいだということを、別の本でも読んだことがある。人が食から開放されると、あらゆる産業やパワーコントロールの構造も、変化を余儀なくされる。世界は根幹から変わってしまうのだ。

食事づくりの献立決め、買い物や手間、洗い物、食品トレイや残飯などのゴミから開放されて、自由な時間が増えたら・・・主婦としては単純にうれしい。

自分の信じていることが真実で現実をつくっているということを信じたい人にはおすすめ。いずれも目からウロコがボロボロ落ちることうけあいの2冊!(by Hakuru)
by kisan35 | 2004-10-25 12:21 | エコロジー食