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アースキーパー・ネットワーク

アースキーパーのつぶやき


by kisan35

生命特許のこわさ

先日安田節子さんのお話会に参加しました。

遺伝子組み換えの恐ろしさは、生態系を崩し、私たちの身体への悪影響だけでなく、
お金のために、種や命までも企業が管理する構造ができつつあることだと思います。

以下のホームページを参照ください。
http://www.yasudasetsuko.com/

「新品種育成者権」が強化されたら、農家は種の自家採取ができなくなります。
自家採取した場合、罰金1000万円と禁固10年という法律が作られつつあるそうです。

ヴァンダナ・シヴァの言葉を下記に引用します。

世界のグローバル化が進むとともにに、
その哲学的・政治的・エコロジー的・経済的なレベルで、破綻は明らかだ。
世界秩序の破綻は、社会、生態系、そして経済の行き詰まりと崩壊を伴なう。
社会、生態系、政治、経済が、持続できなくなりつつあるのだ。
グローバル化は、私達の生活の全てを商品化し、
私達のアイデンティティーを単なる消費者に変えてゆくことを、土台にしている。
私達の生産者としての能力、共同体の一員としてのアイデンティティー、
自然や文化遺産の管理人としての役割は、全て消し去られるか、破綻されようとしている。
市場と消費主義は肥大化しすぎた。
与え分かち合うという私達の力は萎縮してしまった。
しかしながら、私達は人間らしさを無用とするような世界観を、拒むのである。
by kisan35 | 2007-02-05 08:15 | エコロジー食