微生物はアースキーパー
2004年 09月 28日
健康な土には、土を活性化させるはたらきものの微生物が無数に住んでいます。空気の通りを良くしたり、栄養分を作り出したり、有害なものを分解したりと、見えないところで大活躍。スプーン1杯の土の中には、1億ほどの微生物が住んでいるのだそうです。もちろん、科学的にまだ検知できない、さらに小さなものまであるかもしれないので、その数は、はかり知れません。
ガーデニングなどで、いくら肥料や水を与えても、微生物が生き生きと活動していない死んでいるような土では、ただ単に植物を支えるための役目しかできず、植物もうまく育ちません。
また、金沢の伝統料理に、「こんか漬け」という、フグの卵巣の漬物があります。猛毒のフグの卵巣を、何年も塩やヌカに漬けて発酵させたもので、微生物が作り出す酵素が毒を分解して、猛毒が抜けてしまい、おいしい漬物になってしまうのです。以前いただいて食べたことがあるのですが、ちょっとカラスミに似ています。
昔ながらの製法で作られたお酒、味噌、醤油、酢など、発酵系のものは、みんな微生物の力を利用しています。最近は、カスピ海ヨーグルトのブームで、一段と微生物が身近に感じられるようになってきました。
見えないところでお世話になっている微生物たちを、むやみに敵視して殺してしまうような化学薬品などはなるべく使わずに、うまくおつきあいしながら暮らしたいと思うのです。 (by Hakuku)
ガーデニングなどで、いくら肥料や水を与えても、微生物が生き生きと活動していない死んでいるような土では、ただ単に植物を支えるための役目しかできず、植物もうまく育ちません。
また、金沢の伝統料理に、「こんか漬け」という、フグの卵巣の漬物があります。猛毒のフグの卵巣を、何年も塩やヌカに漬けて発酵させたもので、微生物が作り出す酵素が毒を分解して、猛毒が抜けてしまい、おいしい漬物になってしまうのです。以前いただいて食べたことがあるのですが、ちょっとカラスミに似ています。
昔ながらの製法で作られたお酒、味噌、醤油、酢など、発酵系のものは、みんな微生物の力を利用しています。最近は、カスピ海ヨーグルトのブームで、一段と微生物が身近に感じられるようになってきました。
見えないところでお世話になっている微生物たちを、むやみに敵視して殺してしまうような化学薬品などはなるべく使わずに、うまくおつきあいしながら暮らしたいと思うのです。 (by Hakuku)
by kisan35
| 2004-09-28 10:41
| 環境・社会問題