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食べ物は栄養素よりも氣が大切

■米

毎日食べる主食のごはん。「米」という字は四方八方に広がる生命エネルギーを表わすという説もあります。そういえば、「氣」という字の中には「米」が、はいっていますよね。本来、食は、人にエネルギーを与えてくれるものだったのです。1960年以降、急速に使われだした農薬や化学添加物の増加とともに、キレる子供や原因不明のアレルギーなどが増えてきました。虫や雑草を殺すために使われる農薬は、生き物である農作物の生命にも、もちろんはたらきかけて、もともとの生命エネルギーをパワーダウンさせているのかもしれません。パワーのない食べ物は、身体を満足させてくれないので、本能的についつい食べ過ぎてしまったり、高価なサプルメントでおぎなう結果になってしまいます。まともな基本のごはんがあれば、おかずもそんなにたくさんなくても、満足することができます。てっとりばやいコンビニ食やファストフードより、シンプルな手づくりごはんをいただいたときに、心も身体もなんだか満足してるな、と感じたことはないでしょうか。

少年刑務所や荒れる子供たちの施設で、有機農業で作られた食事を与えつづけたところ、ふつうの食事をしていた子供たちよりも、とてもおだやかになったという、レポートもあります。人間の身体の中でも脳が一番、化学物質の影響を受けやすいのです。

人の身体は毎日食べるものでできています。頭のてっぺんから足の先まで全細胞が3~7年で全部かわってしまうのだそう。自分の身体を作るものだから毎日の食事には気をつかいたいですね。人は自分の食べるものになってゆくのです。

ヘルシーブームで玄米食がクローズアップされています。たしかに玄米は栄養素がたっぷり、食物繊維もバッチリとれます。でも胚芽の部分は農薬がたまりやすいのも事実。できるだけ、無農薬、低農薬のものを食べましょう。また、近頃では、日本でも遺伝子組み替えイネの開発が進められています。新しいブランドで「○○に効くコメ」とか「高機能米」なんていうものが現れたら要注意です。直接、おコメとして売られなくても、お菓子やお酒などの原料として、私たちの知らないところで使われている可能性があります。良心的な農家の人たちと、買う人たちを結ぶサポートをしているグループや組織が全国にあちらこちらあります。

■味噌、醤油

お味噌とお醤油は日本人にはかかせない調味料ですが、原料の大豆の95%が輸入モノ!どこの国でとれたどんな素性の大豆なのかまったくわからないので、大量に農薬が使われていたり、遺伝子組み替えだったりするかもしれません。特にアメリカ産なら、その可能性が大。また、パッケージの表示をよく見ると、化学調味料で味付けされたものまであります。お味噌汁は百薬の長。できれば国産大豆使用、無添加のものを選びたいものです。

■食用油

食用油の原料は、大豆、コーン、ナタネなど。輸入物がほとんどです。一般に市販されている食用油は、長いこと保存できますが、これは化学溶剤を使って、かなり精製されているため。本来、絞っただけの油は、すぐにダメになってしまうものだったのです。原料にこだわって昔ながらの製法で作られている油も少数ですがあります。マイナーブランドをチェックしてみましょう。

■塩と砂糖

本来、塩も砂糖も、海や大地や草のエキスを濃縮したもの。人間の身体の水分は海水と似ているので、海からとれた自然な塩は本当は身体に必要なものなのです。それを工場で、電気分解などをして精製して作られた塩や真っ白な砂糖は、それらのエキスを全部とり除いてできた、いってみれば化学的なカス。とりすぎに要注意といわれるのも、もっともです。近頃は、海水からそのまま作った自然塩や砂糖キビをあまり精製していない砂糖も手にはいりやすくなってきました。自然塩やきび糖は、ウマミやコクもあるので、お料理もいちだんとおいしくできあがります。でも、茶色の砂糖には自然ブームに便乗したカラメル色素で着色したものまであるので、表示をよく見てくださいね。

■肉

昔は月に1度のごちそうだったハンバーグや焼肉が今はごくごくあたりまえのメニューに。たくさんの人が毎日のように食べるためには、牛、豚、鶏を工場で作るように大量に育てなければなりません。人間でいえば、6畳ひと間に10人くらいが朝から晩まで一緒に暮らしてトイレもそこですませているようなもの。おいしいお肉にするためにコレステロールたっぷりの食事を与えるのでそうとうな肥満状態。当然病気になりやすいので、抗生物質などの薬漬け。こんな風に動物たちが育てられていたことが、BSE(狂牛病)や鳥インフルエンザなどのニュースとともに、私たちにもわかるようになってきました。

それでもお肉がないと、献立が淋しくなるし、健康生活でスクスク育ったお肉はちょっぴり高いし、困ってしまいますよね。こうなったら少ないお肉を効率よく使って野菜や豆腐を多めにプラスして、ボリュームアップを考えましょう。焼き鳥はネギマに、トンカツは野菜カツも混ぜて、肉じゃがはシラタキを増量・・・と、いった具合です。すき焼きもお肉を鍋の中で探すくらいに少なめに。

■魚

魚を食べると頭がよくなる?健康なおサカナは頭にいいドコサヘキサヘンサンがたっぷり。でも、それは海をゆうゆうと泳いぐおサカナだからこそ。養殖できる魚はマグロ、ハマチ、フグ、ヒラメ、ウナギ、エビ、マダイ、アジなどどんどん増えてきています。サケに関しては、なんと遺伝子組替えして身をおいしくトロトロに作っているものまででてきました。養殖魚は狭いところで飼うので、病気が発生しやすく肉とおなじでさまざまな薬を大量に与えています。一方、昔から庶民のサカナと言われるサバ、サンマ、イワシ、イカなどは、安くて養殖してもあまり儲からないので、今も漁師さんが海で漁をしています。

昔、高級魚とされていてなかなか庶民には手の届かなかった魚が手軽な値段で買えるようになっていたら、どこかで大量に作っているかもしれないと、考えてみるといいでしょう。時々、素人でもわかるほど、防腐剤のような味のする魚類もありますよね。

■野菜、果物(予定)

■お菓子、加工品(予定)

■遺伝子組み替え食品ってなあに?

虫が食べたら死んでしまうジャガイモやトウモロコシ・・・害虫が死ぬから農薬いらずといわれて作られた遺伝子組み替えの作物。子孫を残せない果物や野菜のタネなど、人間も同じ生き物だから、いくら安全ですと言われても、直感的にアヤシイと思ってしまうのが人情。

農薬や食品添加物はアブナイものという意識が広まってきているのに、遺伝子組み替え食品についての私たちの知識は今ひとつ。なんでいけないの?とピンとこない人も多いようです。

納豆や豆腐には遺伝子組み替えの表示がでているけれど、油や醤油など、毎日使われるものでもなんにも書かれていないので、なじみがないのかもしれません。

遺伝子組み替え技術は歴史が浅く、できたものは未知のエイリアン。安全性がまだナゾのまま。しかもお百姓さん泣かせなのです。除草剤をまいても枯れない作物を植えたら、雑草のほうが強くなってしまい、ダイオキシン系農薬をまくことになってしまったり、まいた年にしか実のならないタネなので、永遠にタネを遺伝子組み替えタネ会社から買うはめになってしまったり。たいていの遺伝子組み替え植物を作っている会社は農薬も作っているので、どちらにしても会社はボロもうけなのだとか。最近ではカナダのお百姓さんが、風で飛んできた遺伝子組み替えのタネが自分の畑にあったために、泥棒として訴えられてしまったりしています。安全性もさることながら、ウラの世界がとってもコワイのです。

■じゃ、私たちはどうしたらいいの?

○初級編

・表示を良く見て買う買わないを決める。

・新聞やTVの情報だけでなく、本やインターネットなども見て、くわしく知る。

・なるべく国産品を買う。

・お店のアンケート箱に意見を書いていれておく。

○上級編

・安全な食品、農作物を作っているところから買うグループにはいる。

・顔なじみのお店を作って、ワガママを聞いてもらう。

・TV、新聞、企業にメールや手紙、FAX、で意見を伝える。

・庭や土地があれば、自分で作物を作ってしまう。
by kisan35 | 2004-09-28 07:38 | エコロジー食

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