きゅうりのサンドイッチ
2022年 09月 21日
最近はインターネットで情報を収集しているので、雑誌を購入することはめったにありませんが、今月号の「クロワッサン」を珍しく購入しました。「美味しい旅」特集。
久々の雑誌なのでわくわくしながら雑誌を読み始めたのですが、
自分が歳を重ねているからか、あまり面白くないのですね。
私自身の「美味しい旅」は、まだまだ続いていますが、雑誌で紹介されたお店は今ひとつ行こうと思えない。
なぜなのだろうな?と思うと
自分でお店を見つけることが楽しいからかもしれません。
歩いていて、なんだか美味しそうなお店だなと入ってみたら、とてもおいしかった。みたいに偶然性のサプライズのようなのが好きになった気がします。
だからクロワッサンの誰かが見つけた美味しさを読みながらも、行きたいとは思わないのだと思いました。
ただホルトハウス房子さんが、まだ活躍しているのだと嬉しくなりました。カレーの本は、ずいぶん活躍させていただきました。
雑誌といえば暮しの手帖も好きでした。若い頃は「すてきなあなたに」は憧れのように読んでいました。優雅な時間を感じる文章でした。
イギリスでのアフタヌーンティは、紅茶ときゅうりのサンドイッチというお話が、心に残っています。
本の中の作り方は、薄くスライスしたパンに、薄くスライスしたきゅうりを塩で揉んで挟む。もちろんバターもパンに塗ります。このきゅうりのサンドイッチを御相伴ににお茶を飲んだようです。「パンもきゅうりも紙のように薄く切ります」とあったように覚えていますs。
サンドイッチといえば、ハムや卵など入れますが、
最近きゅうりだけのサンドイッチが好きになりまして、朝食に食べることが多いです。
きゅうりがおいしことが大事です。
イギリス風は手でつまんで口に入る大きさですが、私のは耳を切らないパンにマヨネーズと辛子、スライスしたきゅうりをたくさん入れたサンドイッチです。
もともとはきゅうりは高級食材だったというブログも読みまして、昔の高級食材を一年中食べることができる現代。きゅうりが主役のサンドイッチもおいしいので試してみてください。
料理って出来上がったものより作る過程が楽しいなと思います。
「美味しい旅」も同じなんだろうなあと思いました。
by kisan35
| 2022-09-21 18:35
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