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アースキーパー・ネットワーク

アースキーパーのつぶやき


by kisan35

ブラフマン

昔から「永遠に変わらないものはなんだろう?」と探していました。
「永遠に変わらないものなんかないよ。全ては変化しているよ。」
と、皆口を揃えて言いました。

それでも、永遠に変わらないものがあるはずだと
思いながら、この年になってようやくブラフマンにたどり着きました。

インド哲学は、これまで興味を覚えたことはなかったのですが、
ブラフマンを知るにはインド哲学だと思いまして、「ウパニシャッド」を読み始めました。
難解ですが、ちょっとわかります105.png
奥が深いです。
「ヨーガスートラ」のyoutubeも見つけ、ラジオのように聞いていますが、
知恵がいっぱい詰まっています。こういうことを知りたかった!って思って楽しんでいます。

五島秀一著「五次元宇宙の物理学 大統一場理論」を読んで、
統一場というものを知り、それがブラフマンに繋がってきたわけです。

「統一場」はインド哲学の「ブラフマン」に特徴が一致している。

全ては川の流れのように変化しますが、
根本原理は変わらない。
私たちの身体(小宇宙)、宇宙(大宇宙)は同じです。

妊娠すると、まずは胎児の心音を聞きます。
身体ができる前に心音が始まる。
ブラフマン(=アートマン)は心臓の奥にある微細なエネルギーであるようです。
心臓を動かす意思はどこから来たの?
謎ばかりです。
アーユルヴェーダ では純粋意識(Purusha)と根本原質(Prakurite)
が接触し、宇宙の知性(Buddhi)が生まれ
エゴ(自我)が生まれました。
エゴ(Ahamkara)はサトヴィック、ラジャシック、タマシックに分かれました。
純粋意識は魂と言えるのかもしれません。

原初オームという音からバイブレーションが生まれ、
風が生まれました。
風同士がこすりあい、火が生まれました。
火が冷えて水が生まれ地が生まれました。
私たちの身体の中も、風の要素ヴァータ、火の要素ピッタ、大地の要素カファがある。

現在、「強い力」「弱い力」「重力」「電磁力」を統一する根本を探し求めて研究実験していますが、
インド哲学では、もともと「統一場」が合ったというところから始まっているのです。

今は、もともとひとつだったものを探し求める時代になったのも感じていて、
外へ外へ向かっていた意識が、内へ内へと向かう時代。
社会の意識もグローバルよりもローカリゼーションに向かい始めています。
大切なのは個々人の意識なので、
形から入るのは、続かないし廃れていく傾向が見えています。

「一人一人が怒りを克服すると、地球は平和になる」
と五島先生は言われていましたが、
まずは自分自身を知ることから始まるのだろうなと思っています。
そんなこんなで、毎朝起きると、太陽礼拝、瞑想、
ヨガやインド哲学の本を読んで、根本原質を追い求めています。
自分自身に関わる時間がとても増えました。
ようやくこの時が来ました💕

オギャーと息を吐いて産まれ、
最後は息引き取る時は、吸って肉体を卒業します。
息を吐いて、吸って亡くなるまでの長い時間は、
普段の呼吸に凝縮されているのだろうなあと思います。

ブラフマン_b0034072_20395714.jpg
難しくて、ほとんどわからないけれど
琴線に触れる文章が所々にあります。
ほんの数行に奥行きが広がる知恵が詰まっています。

自分用の覚書:GUNAは元素105全てを作る。素粒子と違うのは、GUNAは自我やマインドも作る。






by kisan35 | 2019-03-26 20:44 | アーユルヴェーダ