EM活性液の作り方
2018年 12月 24日
活性液の作り方を載せてくださいとご要望がありましたので、
改めて最近の私の作り方を書いてみます。
簡単に作れますので、お試しください。
EM研究所、EM生活などからも丁寧な作り方のパンフレットや冊子も出ていて、
販売店などでいただけます。
いろいろな作り方があって、同じ人が作っても毎回違います。
できあがりまで、夏場で5日間ぐらい冬場で10日間ぐらいかかりますので、
時間がない時は、EMWやEM1を薄めて使うのが便利です。
大体50倍〜100倍ぐらいに薄めます
家事には色がつかないEMWがいいかもしれません。
また、薄めるのも大変だ!という方には、EMWを薄めたものも販売されています。
そのままストレートに使えます。(画像はEM生活さんからいただきました)

東北新幹線の掃除にも使われていて、7倍希釈が汚れがおちるというデータも出ています。
トイレに流したり、お風呂に入れたり、たくさん使う場合は
活性液(米のとぎ汁発酵液)を作ると安価で作れ、菌が活性化しているのでいいですね♪
⚫️必ず用意するものはEM1(イーエムワン)

色が黒くて嫌だわと思う人はEMW(イーエムダブル)でも作れます

EM1またはEMWに糖分とお米のとぎ汁のエサを入れて、
時間をかけて発酵させたものがお米のとぎ汁発酵液と言います。
家にあるものでお米のとぎ汁発酵液を作ってみよう♪
①《用意するもの》
2リットルのペットボトル
自然塩 大さじ1
EM1またはEMW 大さじ2
黒っぽい砂糖(黒砂糖、きび糖など) 大さじ3
とぎたてのお米のとぎ汁(薄めのもの)
熱湯
1 ペットボトルにお米のとぎ汁を3分の2ぐらい入れる
2 ロートを使って自然塩、砂糖を入れる
3 ロートに残っている2をペットボトルに残らず入るように、熱湯を加える
ペットボトルの上の方まで熱湯を加え、キャップを閉めてボトルをよく振って溶かす
人肌ぐらいの温かさがベスト!
4 砂糖と塩が溶けたら、最後にEM1またはEMWを加え、ボトルを振ります。
この時ペットボトルの口の下1〜2cmくらいまで液体が入るよう、水分を調節して足す
嫌気の状態で発酵させます。
最初の3日間は、25度以上(38度がベスト)になるように工夫してください。
夏場はそのままで大丈夫ですが、寒い冬場はお風呂に入れたり、毛布で包んで日向においたり、
ストーブやこたつに入れたりします。
発酵がすすんでボトルが膨らんできたら、キャップを緩めてガス抜きをします。
甘い香りが甘酸っぱい香りに変わりますので、
そうしたら完成です。(PH 3.5以下←甘すっぱい香り)
※砂糖の代わりに糖蜜を使っても作れます
ミネラルが豊富なので自然塩はなくても大丈夫。入れてもO.K.
黒い色が嫌な人にはりんご糖蜜もおすすめです。(りんご糖蜜は自然塩を入れたほうがいいです)
りんご糖蜜はあまり販売されていないのですが、
埼玉県の和光イーエムショップで一斗缶で販売しています。

EM生活さんの作り方もあります こちら
1リットルのペットボトルで作る場合は、同じ量でもいいし、半分に減らしても大丈夫です。
どちらでも作れます。濃いめで作る場合は、発酵力が強いので、ガス抜きを忘れずに!
お米のとぎ汁がない場合も作れますよ♪
②《用意するもの》
2リットルのペットボトル
EM1またはEMW 大さじ2
善玉菌のえさ 大さじ2
温水
1 ペットボトルにロートでEM1またはEMWと善玉菌のエサを入れる
2 温水(人肌ぐらい)を注ぎ、キャップを閉めて溶けるようにボトルを振り混ぜます。
EM生活さんの作り方は こちら 白色活性液です
とっても簡単で失敗が少ないです。
最初の3日間の保温はお米のとぎ汁発酵液と同じです。

善玉菌のえさ
濃い活性液もいいよ♪
EM1や糖蜜の濃度を高めると、2ヶ月たっても乳酸菌数を維持します
③《用意するもの》
2リットルのペットボトル
EM1 100ml
黒い糖蜜 100ml
熱湯と水
1 水を入れたペットボトルに熱湯で溶かした黒糖蜜を入れる
2 EM1を加え、キャップを閉めてよく混ぜる
最初の3日間の保温はお米のとぎ汁発酵液と同じです

1ヶ月半以上たっているけれど、発酵力がすごい!
畑や田んぼには海水活性液♪
④《用意するもの》
約20リットルぐらいのタンク(生ゴミ堆肥用バケツ)
海水
EM1 300cc
糖蜜 300cc
熱湯
1 海水を入れたタンクに熱湯で溶いた糖蜜を加えます
2 EM1を入れ、よく揺すって混ぜます
EM農家さんは、電気カーペットで包んだり工夫しています。
私は、春から夏にかけて作るので、そのまま屋外の暖かなところに置いておきます.
海水で作ると泡がたくさん出ます。これが植物に良いみたいな気がします。

嫌気発酵になるようにコックの部分はテープを貼るといいそうです

このように流せるので便利です
良質な活性液を作るポイント
1 乳酸発酵を優先してpHをさげるので、初期温度は最低3日間は38度前後が望ましい
2 容器の口いっぱいまで入れ、嫌気状態にする
3 容器を続けて使う場合は、失敗した容器は使わずに、よく水で洗って使う
4 時々、容器をふってあげる

微生物は生き物なので、毎回違うものができます。
作るというより育てる感じです。
良い香りのものが、私にとって良い活性液になります。
活性液の作り方は、自己流で工夫している人が多く、
セラミックスパウダーを入れたりしてもいいし、EMと糖蜜が同量でなくても作れます。
上の作り方を参考にしていただき、
慣れてきたら、自分流の作り方にチャレンジしてみてください。
発酵は生命エネルギーです。
単体発酵よりもEMの複合発酵はよりパワーがあります。
面白くて楽しいです。
by kisan35
| 2018-12-24 11:51
| EM