おせん様の藤まつり

昨日は、里山活動でした。

里山の整備と昼ご飯の支度。
以前は率先して、草払い機で里山の整備に加わっていましたが、
その方が楽しかったのですが、
昨年くらいからは昼ご飯の支度に参加するようにしています。

地元のおばさんたちはユーモアーがあって、お話が楽しくて、
おしゃべりしながら釜戸でご飯を炊いたり、おむすびを握ったりしました。
絶品の豚汁と、自家製梅干しのおむすび、手作りの塩加減が絶妙な漬物などでした。
地元の方からは、学ぶことが多くて、ユーモアーのセンスも身に付けたいひとつです。

午後は、それぞれ田んぼ作業ですが、
私は、田植えを終えていたので、地元の方と里山散策に行きました。
はんしょうづるが生えていたので、
「植えてみなよ」と言われ、一株採取していただきました。

はんしょうづるってなんだろうな〜?
と検索したらクレマチスのことでした!

フラワーエッセンスの「クレマチス」
ぼ〜っとしちゃって夢の世界にはいっちゃう人向けのエッセンスになります。
私に必要なエッセンスかもしれません。

里山は豊かで、タラの芽、三つ葉、たけのこなども今の時期見つかります。
ふかふかの土を歩きながら、この山が開発されず手付かずに残っていてよかったと思いました。

地元のおばさんが、
昔は山持ちはお金持ちだったんだよ。
風呂の湯を沸かすにも、釜戸の火をつけるにも、薪が必要だから、
山を持っている地主さんに断って、薪拾いをしたもんだ。
里山の薪がなければ生活できなかったから、
山持ちの人には頭が上がらなかったものさ。

5月5日は菖蒲湯なので菖蒲を沼から切ってもらいました。

なんでも揃っているアルカディアの里は、山藤が咲いていて良い香りがしています。

その後、田んぼから車で15分ぐらいのところにある木積で行われている
「藤まつり」に行ってみました。
箕という、稲作には欠かせない道具を作る「福箕の里」の集落です。
箕は竹でできているのだと思っていたら、藤の枝も使うのを知りました!

昨年まで田んぼをやっていた佐久間さんが、メールで教えてくれました。
佐久間さんは箕作り教室に入ったそうです。
農家の香取さんもいて、私も作ってみたいなと思っていましたが、
「藤まつり」での実演を見ていて、これは大変手間がかかる作業であることがわかりました。

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香取さん
藤の枝の表皮をはいでいます

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表皮をはいだものをさらに皮と芯にわけています

天日乾燥し、竹で編んでいきます。
編んでいるところは残念ながら見ることができませんでしたが、
昔の人は藤の枝から、このような道具を作り出してすごいなあと感心しました。
何もないところから創造性を発揮した暮しだったのが伺えます。

福井の戦いでやぶれて自害した新田義貞の家臣が16名、1339年よりこの地に移り住み、
その家臣の一人の妻であった「おせん」さんが箕作りを広めたそうです。
箕には長〜い歴史があるのですね。

当時、龍頭寺と隣接して白山神社が建てられ、
樹齢700年近い夫婦杉が、この地を見守るようにそびえ立っています。

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長い歴史を見てきた夫婦杉

匝瑳には面白い伝説があります。
昔、龍が天から落っこち、身体がそれぞればらばらに分散されました。
頭が落ちたのは龍頭寺で、アルカディアの里のある大寺には尻尾が落ちた龍尾寺があります。
どちらの寺にも湧き水が湧いています。

いつもは田んぼと自宅の往復でしたが、
古くからの伝統工芸品が残り、伝説が残る集落が現存していて
これからいろいろ散策する楽しみができました。

匝瑳は、何もないところではないかもしれません。



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by kisan35 | 2018-05-06 09:54 | 匝瑳暮らし(田んぼ、畑、匝瑳情報)

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