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カウアイ島 リマフリガーデン

晴天です。

ふみさんが迎えに来てくれて、一緒にハエナのリマフリガーデンに行きました。
ここもNTBGのガーデンですが、私が今ボランティアに行っている南のラワイとはちょっと違います。
雨の多い北という立地も良いので、
かつてのアフプアアの地形をそのまま残していて、
ここを流れる渓流は、数少ない古代の様子を残したものです。
マルケサス諸島からの移住者がカヌーでやってきたのが200年代
その後ソシエテ諸島からの移住者がやってきたのが1200年ごろと言われています。
生きるために、航海カヌーで27種類の植物と、鶏、ネズミ、豚、犬を一緒に運んできたと言われています。
このガーデンではポリネシアの人たちが運び込んだ植物をたくさん見ることができます。
タロイモ、ティー、さつまいも、バナナ、ウコン、ワウケ(タパになるもの)、ココナッツ、さとうきび、アワプヒ、ククイ、カヴァなど。

残存している古代の家屋の一部である石の上には、
今、昔ながらの作り方でハレ(家)ができています。

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バリ島の風景のよう

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かわいい花を咲かせているマイレ
カヒコのレイに使われます

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リマフリ渓流
ハワイ固有の5種類の淡水魚がいます

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リマフリ地域のアフプアアの図
ケエビーチ、ラカヘイアウも描かれています。

アフプアアは山と山に囲まれた三角形の地形で、
山から海に流れる水を大切に使い、古代の人が暮らしていた自給自足、資源管理システムです。
資源を無駄にしないために、まわりの人と資源を共有する、必要以上に使わない。
今の時代にも言われていますが、昔の人は良く知っていました。大切なのは飲める水でした。

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黄色のオヒアレフア
つぼみがかわいい

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アルラが所々に植えられています
ここでは順調に育っています

野生のアルラは、今、一株カララウの崖ふちに生息しているそうです。
順調に育つと2メートルくらいの高さまで伸びるそうです。

アルラの種はネットでも購入できるくらい増えました。
20年以上前、最後の絶滅危惧種と言われたアルラを人工授粉し、
ナーサリーで育ててきからです。
NTBGは、ここで終わらずに、ここで繁殖に成功した固有種を
元の野生の森へ返していきます。

ハワイ固有種の森は、もう何時間も歩いて奥地に入らないとなくなってしまいましたが、
リマフリガーデンには外来種を取り除いて固有種の森ができていました。
固有種も正確には、いろいろ分類されていますが、
人の手を介さずにすでに島に到着した種、それが進化したもの。など
年月と共に、種も生き残るために進化していきます。
固有種の森は、多種多様性の森になり、絶滅しそうな鳥たちもやってきます。

外来種は、固有種が生き残れず、
森になっても木の種類が少なくなります。
多様性こそ価値があり、高い木、低い木、苔など共存しあって森ができるのが望ましく、
生物の多種多様性が認められる場所であれば、種の中で、あるいは生態系や地球全体でも、
避けることができない予測不能な変化が起こり、環境が変わったとしても、個々が生き残れるのです。
(リマフリガーデンのガイドブックより)

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マカナマウンテン
頂上に見える石にはカーネ、メネフネ伝説があります

メネフネはかつての古代ハワイアンだったかもしれません。
この地区のハエナには、メネフネで住民登録した人が20名いたそうだという本を読んだことがあります。

メネフネは一夜で用水路を作ることもできますが、
日の出と共に石になってしまいます。
なので、鶏が鳴く前に姿を消しています。
ここでは伝説が今も生きています。




by kisan35 | 2018-04-02 12:48 | 旅行

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