いつもと違うビジネス的な話です。
長年、経営者として経理をやっていると、思うことがあります。
借入金の捉え方ですが、
借入金でいくらか借りるとします。
だいたい、銀行で借りるとすると、信用保証協会をつけてくださいと言われます。
賃貸物件では、連帯保証人をつけた上で信用保証協会をつけるように言われることもありますが、
連帯保証人がない人が、返済できないとき信用保証協会が出番になるので、おかしいなと思います。
貸主にしてみれば、安心の上の安心なのでしょうが、
信用保証協会をつけるならば、連帯保証人も必要ないでしょうと思います。
本当は、借入金は借りないで現金主義が一番いいです。
会社の場合は、借入金の元金返済は利益になるので、
現金はないけれど利益がでるので法人税を払うことになります。
私の会社がこれまで順調に25年間やってこられたのは
現金主義、借金をしないからだと思っています。
税法と貸借対照は違います。
今まで経験してきたことで、
信用保証協会は、
刺身のツマの代金を最初に払うような感じがしています。
自宅の改装資金をいつも利用している信用金庫に申し込みに行きました。
練馬区には産業融資資金があって、元金均等で7年まで利息補助を区が負担してくれます。
紹介書を書いてもらって行くと、
最初に信用保証協会をつけてもらいますと言うので、
それは絶対に嫌なので、
窓口で押し問答していました。
以前は預金担保(よたん)と言って、定期預金を担保にして信用保証協会をつけないでも借りられました。
今は、預金の金利よりも、借入金の金利が高いので不利になるし
しかも、政府の方針として預金を解放してほしいとの方針で今はやっていないのですよ
と言われました。
そしたら、奥から出てきた人が
会社の決算書を見て、担保なし、信用保証協会なしで借りられるかもしれないと言ってくれました。
明日も、決算書3期分を持って行き、まだ結果はでませんが、
私の中で、初めて今までやってきたことが評価されたような気がしました。
とても嬉しくて、
本当は微生物とか波動とか自給自足とか思いはあるけれど
今回の融資の件で、今までずーっとやってきたことが評価されたような
たいした評価ではありませんが、
本丸が健全であることが他者から教えてもらえて、励みになりました。
いやだいやだと思いながら、やり通した本業ですが、
今後の展開をどこに着地するか、まだわかっていません。
とりあえずは、保証協会を使わずにお金を借りたいです!