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アースキーパー・ネットワーク

アースキーパーのつぶやき


by kisan35

GWは田植え

約3週間ぶりに訪れた匝瑳。
自宅の庭と家庭菜園の雑草が伸び伸びになっていました。
Moon Waveカレンダーによると今年は地熱が盛んな年だそうですが、
この時期こんなに草が茂るなんて思いもよりませんでした。

田んぼも冬季湛水不耕起は雑草が出ないと言われていて、
確かに昨年までは草取りが楽でしたが、
田んぼを見て唖然!
こんなに草が生えている〜〜
今年は、水が少なかったから仕方ないです。

GWは田植え_b0034072_17413844.jpg
2日間でここまで草取りができました。
準絶滅危惧種のイチョウ苔は今年もたくさん生息していて、嬉しい気分。
手前は田んぼに持ってきた苗

GWは田植え_b0034072_17463574.jpg
ここで生まれた稲だから、母の子宮に戻った感じを受けました。
イチョウ苔が歓迎しています。
18歳になる犬も、田んぼに来ると俄然元気に走ります。

田んぼにはたくさんのタニシがいます。
実はそのタニシは外来種のジャンボタニシだったことが分かり
この辺り一面に増えているようです。
若くて柔らかい苗を食べてしまうので、被害がでています。
GWは田植え_b0034072_17535193.jpg
ジャンボタニシはこんな風にツノがあり、ものすごい繁殖力です。
苗を田んぼに置いて、翌週行くと、タニシが苗にいるではないですか〜
これは食べられたら困ると思い、覆いをかぶせました。

ジャンボタニシは困り者だと思っていたところ、
田んぼの除草に役立っていることがわかりました。

以前「アンチエイジングの鬼」のブロガー勝田さんの熊本の田んぼは
「タニシがいっぱいいるから雑草が生えない」と言われていたので、
「そのタニシはジャンボタニシですか?」と聞いたところ
「そうよ〜。雑草が生えなくて楽よ〜」
「よかったじゃない。匝瑳の田んぼにたくさんいて」

発想の転換とはまさにこんな感じなのでしょうか。
苗が大きくなるまで水位を低くしてタニシが動き回れないようにすることで
生えてくる雑草を食べてくれたり、
稲を踏みつけて太くすることも熊本ではやっているようです。
これはなかなか勇気がいりますが。

そういえば、いま在来種がどんどん減っていますが、
その代わり新種の種が増えているそうです。
歴史の中で、そうやって淘汰されたりコラボして新種になったり自然界のサイクルでは
いろいろなことが起こっているのだなあと感じました。
日本タニシはいないけれど、代わりに外来種のタニシがいて
除草に役立つなら、それはそれで自然のサイクルのように思います。

自宅の家庭菜園ですが、
種から育てたスナップえんどうとそら豆が順調に成長していて、
スナッップえんどうは毎日取れます。
匝瑳は日当たりが良いので、高さはそれほどでもないのですが、
東京の家庭菜園は日当たりが悪く、どんどん上に伸びてひょろひょろしていますが、
今日の強風でも倒れることなくEMのおかげで、たくさんの実をつけてくれています。
スナップえんどうが大好きなので、ゆでて毎日食べています。
たった一粒の小さな種が、ここまで大きくなるのは、不思議でなりません。
一粒の種が実をつけて、人の食料になり、そして花を咲かせて、たくさんの種になる。

草取りを終えた匝瑳の家庭菜園
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草刈した大量の草はグリーンマルチにしました。
通路には生ゴミをそのまま置き、刈った雑草をのせ、EMをまいています。
EM生ゴミ堆肥も、しっかり熟成することなくすぐに使える方がいいいなと思いこの方法を試しています。

雑草も生ゴミも土に還る。
EMを使うと楽に無化学肥料、無農薬栽培ができます。
野菜は甘くてとてもおいしいです。
そしてEMをまくと、その場の気が変わります。

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神奈川県の土壌測定で300bqの山から採れた筍はゲルマニウム半導体で測定したところNDでした。
この時期美味しい山菜や筍は、政府の基準値(100bq)は超えていないかもしれませんが、
100bqを食べたらどうなの?と心配になります。
NDなのは、やはりEM農家さんの山だからかもしれません。頻繁にEM活性液をまいています。

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うちの田んぼや畑は、整然ときれいとは言えませんが
命を生み出す田んぼにしたいです


by kisan35 | 2016-04-29 18:41 | 田んぼ