戸別所得補償制度の意図は?
2010年 10月 30日
お米屋さんからのご意見です。
農家の戸別所得補償制度の目的は?
今、米価が猛烈に下がっています。
古米で4000-5000円
新米で安いところは8000-9000円
新米平均は1万というところでしょうか。
(愛知県の中で豊川市は一番高く1万1千円です)
この価格は戦後最安値じゃないでしょうか。
親の記憶においても最安値らしいです。
で、その原因を業者(卸)が買い叩くからとしていますが、
僕の立場(流通の立場)からするとちょっと見方が違います。
やはり主原因は、民主の戸別補償制度です。
農家も一般国民も、この制度を大いに誤解しているのですが、
すべての中小零細も含めた農家を保護しようという目的の制度ではないのです。
目的は、大規模農家育成にあるのです。
具体的にいうと、
農業者300万人(稲作従事者250万人)を50万人に減らす政策なんです。
つまり兼業農家を淘汰し、大規模だけにすると。
価格に関しては、市場原理を入れる。
(現在、市場原理が猛烈に入ってます)
価格維持政策を止め、市場原理を入れることで、低米価に誘導する。
(現在、政府買い入れは一切していません。例年ならしていますが)
なぜ低米価にするのか?
・農家を淘汰するため。
・FTA締結後(最近ではTPP)、外米に対抗するため。
・(建て前では)輸出のため。
最大の目的は、輸入農産物関税率を0%にするためにです。
(経団連の悲願が、関税率0%化。トヨタなど輸出産業のためです)
輸入農産物関税率0%にするということは、
1俵1000-3000円の中国米が、垂れ流しで国内に流入するということです。
市場原理主義者の農業学者はいいます。
低米価にして、米を輸出しよう。攻めの農業をしよう。農業は成長産業になると。
実際は、なりません。
現在、日本の米の生産量は850万トン。自給率ほぼ100%。(MA米77万トン)
しかし、輸入農産物関税率0%になったら、
非常に楽観的にみて、
国内生産は、200-300万トンに落ち込み、残り500万トンは中国アメリカ米に。
悲観的にみて、
国内生産は100万トンまで落ち込み、残りは数100万トンを中国アメリカ米に
なると思われます。
民主や経団連、市場原理主義者の落とし所は、こんなところでしょう。
自給率は12%になります。
彼らは、12%もあるんだから、いいじゃないと常々言っています。
じゃ、その500万トンやらは誰が輸入するのか?
イトウチューら大手商社です。
最大の受益者になるでしょう。(丹羽が中国大使になった目的はコレです)
・・・
卸も米屋も今の破壊的な価格に喜んでいる人は知っている限りではいません。
確かに農家からすると、買い叩かれていると思うのも当然ですが、
農家は戸別補償(金)をもらっているじゃないか、
俺たちは今も昔も一切補償などしてもらったことがない。
別に安く値切っているわけでもなんでもなく、相場で買っているだけだ。
というのが、買う立場の意見になります。
という話はよく聞きます。
(ちなみに、うちは単なる米屋で集荷してないので・・・^^;)
安く買い叩いて、高く売っているから悪い。
これは、米屋(現場)の立場からすると、かなり違和感を感じます。
小売の現場では、卸がスーパーでとんでもない値段で激安攻勢をしています。
実にバカバカしい消耗戦を加速化しています。
多くの米屋仲間は現状を憂いています。
多くの米屋仲間たちは、値段を下げないよう下げないように必至に努力しています。
米屋が下げたら、それこそ、玄米価格はさらに暴落しますから。
なので、僕からすると、
高く売っている店をみかけたら、よく頑張っているな。
良心的だなと、思うわけです。
農家の味方なわけです。
ただ、悲しいかな、農家は米屋を敵対視していますよね(苦笑)
きちんと付き合えば高く買ってくれる米屋は多いんですが・・・。
いかんせん敵というか見下していますよね?農家って米屋を
ま、いいんですけど
個人的に、農家の二重三重価格に憤っている米屋は多いです。
つまり、卸やJAには安く売り、親戚にはタダでやり、
米屋には2倍3倍にふっかけて売っている
ちなみに、
生産量850万トンの30%は縁故米でほぼタダで流通しているんです。
そんな中、商売している米屋は大変なんですよ~
話がそれました。
で、米価をいくらに設定しているか?
1俵1000-3000円まで下がるまで頑張るでしょう。
数年戸別補償が続けば、現実化するでしょうね。
現在古米が4000円ですから、現実味あります(イヤですけど)
なぜ、その価格か?
輸出したいんでしょう。
で、どうなるか?
日本米1000トンを輸出するかわりに、
中国米500万トン強が輸入されるでしょう。
輸出産業(トヨタや経団連)とイトウチューら商社のために、
地方や農村は壊滅する可能性は高いです。
でも、それが民主の農政です。
伝統や文化、歴史を否定するリベラルな民主の政治そのものです。
農家さんのお話、お米屋さんのお話をそのまま載せました。
農家の戸別所得補償制度の目的は?
今、米価が猛烈に下がっています。
古米で4000-5000円
新米で安いところは8000-9000円
新米平均は1万というところでしょうか。
(愛知県の中で豊川市は一番高く1万1千円です)
この価格は戦後最安値じゃないでしょうか。
親の記憶においても最安値らしいです。
で、その原因を業者(卸)が買い叩くからとしていますが、
僕の立場(流通の立場)からするとちょっと見方が違います。
やはり主原因は、民主の戸別補償制度です。
農家も一般国民も、この制度を大いに誤解しているのですが、
すべての中小零細も含めた農家を保護しようという目的の制度ではないのです。
目的は、大規模農家育成にあるのです。
具体的にいうと、
農業者300万人(稲作従事者250万人)を50万人に減らす政策なんです。
つまり兼業農家を淘汰し、大規模だけにすると。
価格に関しては、市場原理を入れる。
(現在、市場原理が猛烈に入ってます)
価格維持政策を止め、市場原理を入れることで、低米価に誘導する。
(現在、政府買い入れは一切していません。例年ならしていますが)
なぜ低米価にするのか?
・農家を淘汰するため。
・FTA締結後(最近ではTPP)、外米に対抗するため。
・(建て前では)輸出のため。
最大の目的は、輸入農産物関税率を0%にするためにです。
(経団連の悲願が、関税率0%化。トヨタなど輸出産業のためです)
輸入農産物関税率0%にするということは、
1俵1000-3000円の中国米が、垂れ流しで国内に流入するということです。
市場原理主義者の農業学者はいいます。
低米価にして、米を輸出しよう。攻めの農業をしよう。農業は成長産業になると。
実際は、なりません。
現在、日本の米の生産量は850万トン。自給率ほぼ100%。(MA米77万トン)
しかし、輸入農産物関税率0%になったら、
非常に楽観的にみて、
国内生産は、200-300万トンに落ち込み、残り500万トンは中国アメリカ米に。
悲観的にみて、
国内生産は100万トンまで落ち込み、残りは数100万トンを中国アメリカ米に
なると思われます。
民主や経団連、市場原理主義者の落とし所は、こんなところでしょう。
自給率は12%になります。
彼らは、12%もあるんだから、いいじゃないと常々言っています。
じゃ、その500万トンやらは誰が輸入するのか?
イトウチューら大手商社です。
最大の受益者になるでしょう。(丹羽が中国大使になった目的はコレです)
・・・
卸も米屋も今の破壊的な価格に喜んでいる人は知っている限りではいません。
確かに農家からすると、買い叩かれていると思うのも当然ですが、
農家は戸別補償(金)をもらっているじゃないか、
俺たちは今も昔も一切補償などしてもらったことがない。
別に安く値切っているわけでもなんでもなく、相場で買っているだけだ。
というのが、買う立場の意見になります。
という話はよく聞きます。
(ちなみに、うちは単なる米屋で集荷してないので・・・^^;)
安く買い叩いて、高く売っているから悪い。
これは、米屋(現場)の立場からすると、かなり違和感を感じます。
小売の現場では、卸がスーパーでとんでもない値段で激安攻勢をしています。
実にバカバカしい消耗戦を加速化しています。
多くの米屋仲間は現状を憂いています。
多くの米屋仲間たちは、値段を下げないよう下げないように必至に努力しています。
米屋が下げたら、それこそ、玄米価格はさらに暴落しますから。
なので、僕からすると、
高く売っている店をみかけたら、よく頑張っているな。
良心的だなと、思うわけです。
農家の味方なわけです。
ただ、悲しいかな、農家は米屋を敵対視していますよね(苦笑)
きちんと付き合えば高く買ってくれる米屋は多いんですが・・・。
いかんせん敵というか見下していますよね?農家って米屋を
ま、いいんですけど
個人的に、農家の二重三重価格に憤っている米屋は多いです。
つまり、卸やJAには安く売り、親戚にはタダでやり、
米屋には2倍3倍にふっかけて売っている
ちなみに、
生産量850万トンの30%は縁故米でほぼタダで流通しているんです。
そんな中、商売している米屋は大変なんですよ~
話がそれました。
で、米価をいくらに設定しているか?
1俵1000-3000円まで下がるまで頑張るでしょう。
数年戸別補償が続けば、現実化するでしょうね。
現在古米が4000円ですから、現実味あります(イヤですけど)
なぜ、その価格か?
輸出したいんでしょう。
で、どうなるか?
日本米1000トンを輸出するかわりに、
中国米500万トン強が輸入されるでしょう。
輸出産業(トヨタや経団連)とイトウチューら商社のために、
地方や農村は壊滅する可能性は高いです。
でも、それが民主の農政です。
伝統や文化、歴史を否定するリベラルな民主の政治そのものです。
農家さんのお話、お米屋さんのお話をそのまま載せました。
by kisan35
| 2010-10-30 20:05
| 環境・社会問題

