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アースキーパー・ネットワーク

アースキーパーのつぶやき


by kisan35

権力と方向性は相反するかもしれない

星川さんのメルマガを読んで、「「ラブロック、おまえもか」のような気持ちが沸いて来ました。
人はもっと自然の力を信じたらよいと思う。人間は宇宙と繋がるこの大自然をコントロールすることはできない。今まで自然の法則を人間がコントロールしてきたが、今こそ自然の力を見直し、人間のコントロールをやめたいと思う。
自然治癒を時間をかけてみていくことが、とても大切だと思う。自然同士の対話があり、そこにはすぐに解決には向かわなくても、一度は滅びてしまったようなものでも、また芽がでることがある。権力とはひとつの方向性を持って、そこに向かわないものは排除する。自然界ではどこに向かうか分からないが、長年の大自然の営みの中で生まれたDNAを持っていて、調和の方向に向かっているのだと感じている。そこには権力はないが、力(生きていく力)があるのだ。この個々のものが調和を保ち、生きていく力を、、私達は権力やコントロールから離れたところで、本能で感じていく時が来ていると思う。
私達人類は、とても進歩した。でもとても幸せになっただろうか?
毎年増える医療費は、今の医学が間違った方向へ向かっていることを示していると思う。これだけ、医学が進歩して、いろいろな薬を飲んでいるなら、医療費が減ってもよいはずだと思う。一昔前まで肺炎での死亡率が第一位だった。今はがんで死ぬ人が多い。肺炎が減った年とがんが増え始めた年は同じ時期だ。レントゲン、抗生物質の投与が、それまでにない、がんを引き起こしたとも考えられる。肺炎や肺結核は減ったが、癌になる人がいかに多いか。昔は癌などなかったのだ。今の奇病は、現代医学のマイナス部分だ。このマイナス部分のしめる割合はとても大きいと思う。

このままでは医学の進歩と平行して、奇病が発病し、それにかかる医療費がますます増え、これからの若者が老人世代を養うために、働かなくてはならなし。そんなシステムはおかしいと思う。医学は医療費が減った時にこそ、はじめて医学の進歩といえるのではないか。
今の医学は進歩ではなく後退しているような気がする。
by kisan35 | 2004-12-04 19:52 | 環境・社会問題