たまにはEMのこと

うちでは、もうかれこれ8年以上、台所用洗剤は使っていない。合成洗剤を使っていた頃は、それがどんなにマイルドタイプのものでも、ゴム手袋をはめようとも、冬になると手がアカギレだらけになってしまっていた。内臓にくらべてはるかに丈夫なはずの手の皮膚もこれだけ痛めてしまうのだから、そうとう良くないのだと思う。

そのことに気づいてからは、「エコ家事ライフ」にも書いたように、手編みのアクリルタワシを導入。これで、たいていの茶碗やお皿は洗ってしまう。油ギトギトのお皿や鍋類は、ザッと新聞紙でぬぐって(※)亀の子タワシと、お湯で洗ってしまう。これで、ふだんの洗い物は、まったく問題なしで、素手で洗い物をしても、冬でも手が荒れなくなっていた。

(※)本には、シュロなどのタワシと書いてありますが、これは「亀の子タワシ」というのが、商品名だから使えませんと、編集チェックがはいったため。

・・・ただ、気になっていたのは、洗ったあとの水のゆくえ。うちの食器・鍋は、すっきりキレイになるのに、洗い物をした排水は、油まみれのまま、下水に流れていくわけだから。

エコ家事のワザを、主婦仲間から集めていて知ったのがEM。当初は、お酢を使っての掃除と同じ程度に使えるくらいかなと思っていたので、お酢・重曹以外の、その他アイテムの項目に、「こんなものもあります」という風に紹介しようかと考えていた。

そんな私が、EMは、ひょっとしたらかなりスゴイと、いうことに気づいたのは、kikiさんの勧めで、米のとぎ汁でEM発酵液を作って、じゃんじゃんドバドバ使い始めてから。(EM原液だと、ちょっともったいなくて)
とにもかくにも、油の分解力には、目を見張るものがある。油ギトギトベトベトの食器に、発酵液を入れておくだけで、しばらくほうっておけば、あとはサラサラになって、軽く洗い流すだけで洗い物がすんでしまう。昔使っていた合成洗剤でも、まずありえないことだ。そんなEMのパワーを、本を作る過程で、どんどん発見していき、最終的に「重曹・酢・EMでエコ家事ライフ」というタイトルのように、EMが3本柱のひとつになってしまった。

一方で、EMって、微生物のブレンドで、そんなものをジャンジャン使ってしまうと、それはそれで不自然なのだから、身体や環境に悪影響はないのだろうか、ということも、いちおう気になったので、EMやEM発酵液を身体につけてみたり、飲んでみたりと、自分で人体実験をしてみた。

あるとき、台所で熱い鍋を、持つところをまちがえて、右手指をはげしくヤケドしてしまったことがある。そのとき、ちょうど読んでいたEM関連の本の中で、比嘉教授の話として、「キズにも効く」と、あったのを思い出して、「キズに効くならヤケドにもいいかも」と、思い、そばにあった発酵液をボールに入れて、そのまま指を20分間、ジーッと、つけておいた。

・・・20分の間、少しヒリヒリする程度で、何も変わらず、「なんだ、効かないのか」と思って、その日は寝てしまい、翌日の夜、気がつくと、すっかり治ってしまっていたので、あっけにとられた。ふつうだったら、火ぶくれが1週間は治らない程度のヤケドだった。

鍋をつかみそこねてヤケドをすることなど、これまで一度もなかったので、今にして思えば、微生物担当の神様が、「自分の身体で身をもって体験しなさい」と、いっていたのだと思う。

EMが万能なのかどうかは、私にはわからない。本来、自然のことは、自然界にある微生物だけで、かってに環境浄化してもらえばいいのだとも思う。人間が、いろいろふりまくのは、ある意味、よけいなお世話なのだとも思う。けれど、今は、もともとのバランスのとれている状態が、人間によってかなりくずされている時代なので、EMを使うくらいでちょうどバランスがとれるのではなかろうか。

そのへんは、なんだかヨガのアーサナ(ポーズのこと)に、似ている。人間も、身体も精神も本来のバランスがとれている姿だったら、なにも頭で立つとか、後ろに強烈にそりかえるなどの、日常ではまずすることのない、あんな不自然なアーサナを練習する必要がない。あれも、姿勢や呼吸が本来のあるべきバランスのとれた状態にもどしてゆく作業なのだ。

それにしても、EMの強力な油分解力!オイルタンカーの油流出事故が起こったときには、さぞかし役にたつのではないだろうか。(by Hakuru)
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by kisan35 | 2004-10-12 11:26 | EM

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