ハワイの知恵 アフプアア3

皆で共同で使う場所に関して、ネイティブ・ハワイアンはこのように考えています。

タロイモ栽培の農業共同体がメインの水路の溝(アウワイという)を掃除するやり方です。アウワイの一番下部にある農家が、まず水流を邪魔する根や草を刈る事から始めます。その農家は上流にある次の農家が水をひく地点までをきれいにします。そこから二軒目の農家が彼に加わり、二人は次の上流の農家まで作業を一緒にし、そこからまた一人が加わるというやり方です。このようにして作業はアウワイから水をもらっている全ての農家がマノにたどり着くまで続きます。(マノとは本流からアウワイに水流を転換するダム)そして彼らは、水を必要としている農家に充分なだけの水がアウワイに流れるように、必要に応じてマノの修復をします。この場合、それぞれの農家がやる仕事はその個人的な状況や位置に合わせたものになり、決して全員に均等とはなりません。ポノには、実用性と共に調和を重んじる適応性いう意味が言外に含まれています。

それぞれの農家は、アウワイを流れる水を使用する権利がある以上、当然その管理にも責任があります。このシステムでは、権利は責任と釣り合い、権利のある者はアプフアをケアする責任を期待されます。アフプアのシステムではこの関係はマラマと表現されます。マラマとはケアして敬うことを意味します。
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by kisan35 | 2004-10-06 18:59 | その他

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