ハワイの知恵 アフプアア1

プログを始めて、書くことは自分の中で整理することなのだなと思いました。情報発信が主体ですが、インターネットが普及している今、同じような情報はたくさんあります。ここにアクセスしてくださる方は、内容よりも、ご縁があるのかもしれません。私自身も、自分の方向性を確認する意味でプログを書いていこうと思いました。

という訳で、ハワイの知恵アフプアアを少し連載したいと思います。何故ハワイなの?とよく聞かれます。私も世界中のどこでも構わないけれど、たまたまハワイにはご縁があったとお答えしています。日本人でもハワイの知恵を、日常の生活に取り入れるのは間違っていなし、すべては繋がっているから、むしろ日本の事も良く分かるのです。

アフプアア「ahupua'a」とは昔の先住ハワイ民族の自給自足が可能な生活世界のことを言います。自然と調和した共同体としての社会で、かつての先住ハワイ社会の基盤を作っていたものです。先住ハワイ民族では所有という考えがありませんでした。「コノヒキ」といわれる、いわば自分たちの共同社会を統治していた人はいました。「コノヒキ」とは「コノ」=「招待する」「ヒキ」=「することができる」と言う意味があります。この二つの概念を使うと、「コノヒキ」の役割をする人は、問題となっていることについて一緒に仕事をする仲間を集めることができ、その仕事がやりとげられるようノウハウを知っている人ということです。「コノヒキ」は潤滑油役で、ある人達が問題を解決しようとしている時に、彼らに必要なものを供給してサポートします。そのサポートとは論理的なことであったり、社会活動的なことであったり、また精神的なこととか、色々な形をとります。「コノヒキ」はグループのメンバーと心を一つにして仕事に取り掛かる人のことです。命令だけを与える人とは全く違います。「コノヒキ」と一緒に成し遂げられた仕事は、住民に倫理的な手本を示したという意味でもコミュニティ全体に利益となるのです。

人にはいろいろな才能があって、「コノヒキ」のように共同社会の長のような人もいます。今の世の中、「コノヒキ」のような人が偉いと思われがちですが、ただ自分の才能をコミュニティに役立てただけです。かつて先住ハワイ民族は所有という概念がありませんでした。そのために、キャプテン・クックに始まりハワイに来島した宣教師たちに土地を登記されてしまった苦い経験もあります。


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by kisan35 | 2004-10-02 19:20 | その他

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