二世帯
2017年 12月 22日
先週、息子家族が引っ越ししてきました。
リフォームはまだ終わっていません(ー ー;)
近所の方々からは、こんなに時間がかかるなら、壊して新築にしたほうが安いよと言われました。
が、大東建設の阿部さんのこだわりに惹かれて、リフォームをお願いしました。
25年前家を建てたとき、生まれたばかりの次男が呼吸困難になりました。
シックハウスです。
今回のリフォームは、1歳の孫もいるので、
その反省からできるだけ自然素材で安心な素材を使いました。
家の壁の漆喰塗りは、左官屋さんが一人でやってくれるので時間がかかるのは仕方ない。
漆喰塗りは自分でもやりますが、プロの漆喰塗りは全然レベルが違います。
壁は普通にできても天井を塗るのは、ポタポタ落ちてくるので大変ですが、
身体がバネのようになだらかに天井の漆喰を塗っている姿に、ヨギみたいだ!って思いました。
二階の部屋の壁紙はオガファザーという、ドイツの木のチップを使った壁紙を使っています。
東京でリフォームすると、天然素材にこだわるとお金がかかりますが、
地方の古民家は、家自体が呼吸しているので、財産だと思います。
阿部さんが二世帯住宅でうまくいくのは、
親世帯が二階に暮らすことですよと言われていました。
一理あるなあと思っています。
偶然にもうちは私のスペースは二階なので、まずは音が気にならない。
お嫁さんが、朝早く孫が起きて大声出すし、ダイソンの掃除機がうるさくないですか?
言っていましたが、全然聞こえません。
阿部さんはかつて家庭用エレベーターを普及する仕事をしていたことがあったそうです。
その結果、エレベーターを使うことで、歩かなくてもいいから歩けなくなる老人が増えたそうです。
なので、自分で歩かないと二階に行けないのはいいと思います。
それは私の母をみていても思います。
二世帯にするなら親世代は上がいい
と思います。
息子から言われていて、玄関は別にする。
すべての空間を別にするのはすごくよかったです。
まだ、二階からの外階段ができていないので、
明日まで玄関から出入りしますが、
玄関が一緒だと、お互いに気を使うなあと感じています。
困った時とか、何かあれば連絡してくれれば行くけれど
普段は、お互いに別の場所に住んでいるような感じで暮らすのがいいのだろうなって思います。
そうは言っても、今日は生活クラブ生協に買い物に行くから、
一緒に車で行く?とか聞いていますがね。
家族の繋がりって不思議です。
無条件で受け入れてしまいます。
そして、いろいろあるけれど根っこが一緒の気がしています。
子供と一緒の同居は、意外にも結構快適なのです。
お嫁さんもすばらしい人です。
そして、何よりも今までの使っていたスペースの4分の1のスペースに
勝さんと次男と基本的には暮らしています。
小さな台所の脇にはシャワールームがあり、
シャワーを浴びる人、ご飯を作る人、歯を磨く人が集中すると
満員電車のようですが、それも心地よいです。
二階にはガスもないし、お風呂もありませんが、
お風呂がないので、近くの天然温泉に行く楽しみができました。
ガスがないので、ラジエントヒーターという調理器具を使っていますが、
これは電磁波の心配がないものです。遠赤外線で温めます。これも大東建設さんのおすすめです。
小さな台所は、勝さんが廃材で棚を作ってくれたので、収納がきれいにできました。
ありがとう!
こんなに小さなスペースでも創意工夫で、整理整頓できるんだな〜って思いました。
年をとったら、できるだけ小さな家がいいって思いました。
ここは、ストーブが一つあれば温かいし、何よりも断捨離しないと収まらないので
自然と必要なものだけになります。
掃除も楽だしね。
息子家族は、掃除機のロボットを買うみたいですが、
やはりこれからはAIになるのかなあ〜。一抹の不安はあります。
by kisan35
| 2017-12-22 19:07
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