大事なものを捨てる時
2017年 10月 13日
自宅改装に伴って、長年使っていたものの振り分け作業をしています。
何もなくなった居間。
大好きなソファーは、リユースしていただけるので搬出しました。
昔は、結婚三点道具と言って、整理ダンス、和ダンス、寝具などは
実家で買ってくれました。嫁入り道具と言われているものです。
これを手放すのは、結構時間がかかりました。
ある時、ふと気がついて、
もし、私が死んだら、子供達はこれらの家具の処分に困るだろうなあって思いまして、
私がきれいに処分しないといけないって気がつきました。
愛着を捨てる作業をしています。
いいものは後々まで残したいという思いもありますが、
今回もリサイクルショップに来ていただいたけれど、
もう価値のないものばかりでした。
年月の経過とともに、色あせてしまった家具たち。
今まで私の大事なものでしたが、いよいよ断捨離します。
死ぬときは、何も残さない方が家族が楽かもしれません。
年々、必要なものが減ってきています。
何かを手放したり、
やめるタイミングは、
誰でもやってくるけれど、
迷っている時は、迷っている状態をキープしているといいと思います。
そのうち答えがやってきます。
迷っている時に、無理に動くとうまくいかないですね。
迷っている時は、だいたい恐怖心があります。
これをやめてしまったら、どうなるのだろう?
この家具を捨ててしまったら、あとで後悔するかもしれない。
ある時、ふと恐怖心がなくなります。
すると楽になるので、それが合図です。
改装中で養生シートが敷かれています。
老犬が、具合が悪い。
今まで4日間食べないこともあり。持ち直してきたけれど、
今回はどうだろうなあ?
そういう時、寿命は犬だけが知っていて、
見守るしかないって思うのです。
生まれる時も、きっと死ぬときもひとりなのだろうなあ〜。
また、元気になれたら嬉しい。
でも、いつ逝ってもいいよって伝えています。
20年も一緒にいると、離れるのは寂しいけれど。
by kisan35
| 2017-10-13 18:49
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