「一万年の旅路」の教え

少し前、sosa projectのMLで農薬散布の話が出ました。
毎年、空中散布が行われています。
米作りを始めた年は、せっかく無農薬で作っているお米なのに、
空中散布があると知った時は愕然としました。

まいてくださいという合図の旗が立てられているところを目印で上空からまきますが、
風にのって多少はsosa projectの田んぼにもかかります。
その日は、外に出ないようお知らせが来ますので
田んぼ作業はできるだけやらないようにしています。

自給用の小さな面積の田んぼと違い、
大きな面積の田んぼは、雑草を手でとるのは無理なので除草剤はまきますし、
カメムシ退治の薬をまかないと、等級も下がって安値になってしまいます。

仕方がないことなんです。

野菜も同じです。
JAも生活クラブ生協も、出荷できる野菜の規格が決められています。
曲がったきゅうりは値が下がります

私たち消費者が、そういうものを選んできたわけですが、
全部まっすぐなきゅうりとか、何十回も農薬を撒布されてぬるぬるがなくなっているネギ。
栄養も昔に比べて減っています。
菌ちゃん先生こと吉田俊道さんもこのように書かれています。

しっかりビタミン、ミネラルの入った旬の野菜をとることは
結果的に健康になりますし、栄養素を補うサプリメントの必要はなくなります。

微生物豊かな野菜はファイトケミカルという抗酸化物質もたくさん含まれています。

そういう野菜を選ぶ消費者が増えてくれたらと願っています。

ここからが本題になります。
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ネイティブアメリカンのポーラ アンダーウッドさんの「一万年の旅路」の読書会のMLに参加しています。
この読書会は月に何度かあり、主催者のまるさんの言葉がいつも、いつも
タイミングよく、はっとする気づきをくださいます。

歩く民は、移動先で先住民と問題が持ち上がります。

『一万年の旅路』は、
どこへ移動しても先住民から追い出されてしまう〈歩く民〉の
「Surrender 降参の物語」でもあります。
「surrender 降参する 身を委ねる 身を任す」 ことと 
「ありのままいきる」 ことがとつながりました。
本を読んだ方はおわかりのように、勝ち負けではありませんし、
何かを犠牲にするものでもなく 
〈歩く民〉は、一族全員が生き延びるために降参しました。

まるさんより


農薬化学肥料をまくこと、空中散布も含めて
最初の葛藤を超えて、仕方がないことと受け入れたらとても楽になりました。
どちらが良くて悪いという問題でもありません。


平和は心がつくるもの

周りの状態によらず
現実をありのまま受け入れ

誰かの変化を必要としないで
一人ひとり自ら 平和をつくる

<葛藤>を受け入れた分の<平和> を広げる実践は 一人ひとりが可能な大切な一生の活動だと思います。
 まるさんより

葛藤を受け入れた分の平和を広げる
この言葉に泣けます。

本当にすばらしい言葉を大昔の歩く民は残してくれました。
そして、その言葉を現代に伝えてくれるまるさんに感謝です。

言葉は息吹を吹き込むもの
葛藤を受け入れることが平和を広げるという新しい視点が生まれました。

こういう知恵があったからこそ、滅亡することなく
子孫が口で伝わった言葉を本に書き記す。後世に残すことができたわけです。
そして、まるさんが日本人に伝えてくれています。


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by kisan35 | 2017-07-29 18:19 | その他

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