稲刈りと神秘体験?
2015年 09月 15日
今週末もお天気に恵まれて稲刈りでした。
稲刈り時は彼岸花がきれいに咲いています
うちの田んぼ。ドロドロになりました。あと、もう少しで終了です。
うちの田んぼはほとんどの稲が倒れてしまいましたが
今年はとても順調に稲が成長していたので喜んでいましたが、8月になって、ほとんどの稲が倒れてしまい、その後は正直言って、テンションが落ち、やる気なし。農家さんは「倒れた稲は売り物にならない」そうです。
稲刈りもドロドロになりながら、昨年の収量の半分くらいかなあと思って刈っていましたが、 茎はドロドロでも稲穂は無事という稲が多くて、「稲ちゃんすごい!」って思いました。 倒れた稲同士が支えあっています。 今年の稲は、背丈が高く、稲も立派で分蘖も多いので、「来年は倒れないよう工夫をするね」と思いました。
土に埋まっている稲は芽が出ていて、これはさすがに土に還しました。 お米は種なのだ!だから生命力があるのだ!
1日目の稲刈りを終え、田んぼに降りていくとまりりんが一人で稲刈りをしていました。 大地と空とまりりんが一体に溶け合っていて、こうして人の手で大地を耕すのを自然が喜んでいるような気がしました。人と自然が一体になっていて、なんだか別世界にいるみたい。その瞬間音もなく永遠に止まっているような不思議な感覚。こういうのを神秘体験というのかなあ。 この時、人が大地の世話をすることが平和・すべての幸せに繋がるということが一瞬にして身体の中に入ってきました。理解するというより、感覚で分かりました。
これからも大地を耕していこうと思います。 Malama Aina(ハワイ語で大地の世話をするという意味です)
そんな感動をして、自宅に帰る途中で大きな虹が見えました。
9月13日は新月でしたが、すばらしい体験と方向性を教えてくれました。これでいいのだ〜。
ほとんどのMY田んぼの皆さんも稲刈りを終え、オダ掛けの風景が秋空に映えます。
通りがかりの地元の人から「皆さん、楽しんでいますね」と言われます。
by kisan35
| 2015-09-15 08:32
| 田んぼ